「文明の衝突」??

今ある世界の紛争は「文明の衝突」などではない。特定企業のために行使される暴力なのである。

紛争の原因の多くは、先進国による天然資源の収奪目的によるものである。
先進国はこれまで、いかに自らの分け前を多く獲得するかを目的にしてきたのである。20世紀前半までは公然と、20世紀後半から21世紀初頭の現在までは隠然と、アジア、中東、アフリカを植民地化してきたのである。100年前と本質は何も変わっていない。これはまさに現在も帝国主義の時代ということの証左なのである。

天然資源のある国家、地域は、直接的軍事行動または間接的経済圧力などで、先進国の言いなりにさせられている。
イラクの石油、アフガンのパイプライン計画、コンゴの鉱物資源、等々、枚挙にいとまがない。イラク、アフガニスタンは大量の爆撃を受け政権を転覆させられ、コンゴは先進国や周辺諸国の干渉による内戦が続き荒廃した。
アメリカは主張する、「民主主義」のためであると、しかし、それは「民主主義」のためではない。実際に民主主義ではない国家はたくさんあり、独裁政権などが人権侵害を行っていても、アメリカの言いなりであれば、軍事力を行使されることはない。そのことが、「民主主義」のためでないことの根拠である。

先進国の支配階層の主なものは軍産複合体などの大企業である。
軍産複合体は、武器を売ることによって、存続できる。結果、世界中に武器を売る。戦争、紛争があり、武器を使用してくれなければ需要がなくなるので、あらゆる方法で軍事行動をとらせるようにさせるのである。
政治家へ対する献金を行う企業の多くが、そうした軍需産業に属する。よって政治家は好戦的となる。

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