国連・憲法問題研究会-安保、沖縄、歴史、歴史認識、戦後補償、学習会、講演会
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国連・憲法問題研究会報告第61集
日本はどこに向かうか?
主権者の立場からの集団的自衛権問題
■2014年7月1日、安倍政権は集団的自衛権を「合憲」とする閣議決定を行った。15年4月新新ガイドライン(防衛協力指針)を日米政府間で決定。5月14日、安保法制法案の閣議決定を行い、15年通常国会での成立をめざしている。戦後日本の出発点を否定し、究極の解釈改憲を進める安倍政権に対して、浅井基文さん(政治学者)が主権者(人民)の立場からの集団的自衛権問題について講演。
◎目 次
はじめに/戦争違法化の歴史/「自衛権」正当化からパリ不戦条約/国連憲章で作られた「集団的自衛権」/集団的自衛権行使の要件/「国家の自衛権」か「主権者の自衛権」か/他人のための自衛権などない/集団的自衛権の「拡大」/日米同盟の役割強化の対日要求/集団的自衛権と集団安全保障との違い/集団的自衛権「拡大」とやせ細る集団安全保障体制/憲法九条からの「集団的自衛権」理解/拡大解釈の歩みと越えられない限界/冷戦後の対日圧力と歴代政権の対応/安倍政権の解釈改憲の狙い/安倍政権の目指すもの−戦後政治への引導渡し/戦後日本の出発点はポツダム宣言/国際環境の根本的変化認識を/これまでの憲法論の有効性検証/二一世紀にふさわしい憲法論・安全保障論を
○質疑応答
○資料
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