歴史歪曲教科書を斬る
「戦争ができる国」をめざす「あぶない教科書」がやってくる
俵 義文
２００１年４月、文部省は「新しい歴史教科書をつくる会」の中学社会科（歴史・公民）教科書（扶桑社）を検定合格させた。この教科書は、日本の侵略戦争・植民地支配の歴史を隠蔽・正当化し、女性差別を正当化するとんでもない内容。「つくる会」教会書の問題点とその狙い、教科書攻撃の歴史について、家永教科書裁判支援以来、長年教科書問題に取り組んできた俵義文さん（子どもと教科書全国ネット２１事務局長）が講演。Ｂ５版４０頁。
目次
歴史歪曲教科書を斬る
「戦争ができる国」づくり狙う教科書攻撃／戦争国家のソフト／敗戦直後の教科書／逆コースと教科書／家永訴訟から第３次教科書攻撃へ／教科書採択を狙う／他社教科書を攻撃／あぶない教科書を学校に持ち込ませるな／憲法理念を真っ向から否定／戦争・植民地支配を肯定美化／天皇中心の歴史記述／人権否定の公民教科書／他社教科書記述も大幅後退／歴史を学ぶとは
質疑応答／補足 俵義文／資料
２００１年６月１５日発行
◎定価１冊 ４００円（送料１４０円）
◎５冊以上購入
１冊当たり３００円
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