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刊行物-報告第32集
国連・憲法問題研究会報告第32集発行
「拉致」異論
北朝鮮問題にどう向き合うか
太田昌国

 2004年4月5日発行

■日朝首脳会談(2002年9月17日)以後、日本のマスメディアでは日本人全体が拉致被害者であるかのような「日本人の物語」があふれ、反北朝鮮キャンペーンが続く。平壌宣言では日本の植民地支配に対する賠償責任が曖昧にされ、日本の朝鮮植民地支配、強制連行、性奴隷制の歴史が拉致事件によって免罪されるような言動が横行している。イラク戦争支持や有事法制定などは「北朝鮮の脅威」の名分で正当化された。
 攻撃的なナショナリズムの強まりにどう反論するのか。「北朝鮮問題」での「左派」「進歩派」の弱点はなんだったのか。『「拉致」異論』著者・太田昌国さんが講演。B5・44頁

◎内容
はじめに/「九・一一」と「九・一七」/続く異様な言論空間/日朝近代史の捉え返し/報道されない九・一の歴史/扇情的一方的な報道/火をつけようとする政治家/近代百四十年の捉え返しを/国交正常化交渉を/対テロ戦争と九・一一遺族/ヒューマンな関係を

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